子犬のシャンプーはいつから?洗い方と10のコツ!

子犬のシャンプーはいつから?洗い方と10のコツ!

可愛い子犬を飼い始めた飼い主さんはいつからシャンプーしていいのか疑問に思ってしまうことがあるかもしれません。子犬のシャンプーはどのぐらいから始めて大丈夫なのでしょうか?また、子犬をシャンプーする時のコツは、どんなものがあるのかについて一緒に見ていくことにしましょう。

子犬のワクチンが済むまでシャンプーは待つ

子犬はワクチンの接種が済むまで、お風呂やシャンプーはやめておいた方が無難です。ワクチンを接種していない子犬の体にはまだ免疫力がしっかり備わっていないので無防備です。そのような状態の子犬をお風呂に入れたり、シャワーをしたり、シャンプーするというのは風邪などの病気にかかりやすい状況にさらすということになるのです。

お風呂に入ったり、シャワーをしたり、シャンプーをするということは子犬にとって非常に体力を消耗しますし、ストレスもかかります。このため、ワクチンをしていない子犬にはシャワーをしたり、シャンプーをせずにシャンプー効果のあるウェットティッシュで体を拭いてあげたり、汚れを取ってあげたりして痒くならないようにしてあげましょう。

 

子犬のワクチンとシャンプーしてもいい時期

一般的に子犬が産まれてから2~3ヶ月の間に第1回目のワクチンを接種することが多いです。それまでの間は足腰もしっかりしていなくて不安定な時期なのでワクチンをする犬はあまりいません。

子犬がシャンプーを開始する時期としてはワクチンの第1回目の接種が終わったらというのが、一般的ですが、ワクチンをしたらすぐにシャンプーしても大丈夫ということはありません。ワクチンをした当日は慣れない病院で注射を打たれることで精神的にもストレスがかかっています。また、ワクチンを体内に入れているので抵抗力のない子犬は体調を崩しやすい状態ですし、実際に体調を崩す子犬もたくさんいます。

このことからも子犬が体を痒そうにしてあげているので、早くお風呂に入れてシャンプーをしてあげたいと思っている飼い主さんもいますが、体調をしっかり確認してワクチン接種から2~3日、若しくは1週間ほどは空けるようにすると良いでしょう。

お風呂やシャンプーの時間は出来るだけ短く手早くします。シャンプーなどをゆっくりしているとお湯の温度も下がってきますし、体温も下がってきて風邪の原因になりますので、シャンプー後はしっかりとドライヤーで体を乾かしてください。その時もドライヤーの熱風が顔などに当たってトラウマにならないように気をつけましょう。

 

トリミングショップなどでのシャワーはいつから?

子犬の愛犬を早く可愛く綺麗にしたいと考えて、トリミングショップなどに連れて行きたいと考えている飼い主さんもいると思います。

自宅でのお風呂やシャワー、シャンプーなどが初めてのワクチン接種後1週間ほどで始められるのに対して、色々な犬がやってくるトリミングショップや動物病院でのシャワーやシャンプーは他の犬との接触機会も多く、細菌やウィルス、寄生虫に感染しやすいです。

このことを考慮して子犬の場合、ワクチンプログラムが終了してから1週間後ほどたたないと受入を拒否されることが多いということを知っておきましょう。また、生後4ヶ月たたないと受け入れないとするショップもあります。

 

専門家によっても考え方は様々

子犬のシャンプーはいつからするかということは、専門家でも大きく意見が分かれます。

自宅でもシャワーならいつから行っても問題ないという専門家もいますし、ワクチン接種前でも自宅でシャワーしたり、お風呂に入れてもいいとすることもあります。シャワーはいいけれど、刺激のあるシャンプーなどはもう少し大きくなってから様子を見ながら行ったり、ワクチン前後1週間は体への負担を考えて避けるとする考え方もあります。

色々な考え方がありますが、かかりつけの獣医師とよく相談して子犬の状態を診てもらって判断するようにしてください。

 

どうしても洗いたいときは部分洗いか、すばやく洗う

ワクチン接種前やワクチン接種からまだ時間がたっていないことで、本来はあまり入浴やシャンプーはのぞましくない状態でも、足やお尻の汚れが気になったり痒そうにしているとかわいそうになることもあるでしょう。

例えば、ウンチがお尻についているので洗いたいという場合は、お尻だけお湯につけて部分的に洗うようにします。全身が痒かったり、臭いなどがある場合はすばやく全身を洗って早く乾かしてあげるというのも良いでしょう。

もしシャンプーを使う場合は、やはり子犬ですのでできるだけ低刺激なシャンプーを更に薄めて使うようにしましょう。シャンプーをする前にタオルやドライヤーなどを用意しておくことで体が冷えることを予防します。

 

特にプードルは我慢する

プードルの毛はモコモコしていてブラッシングしながら乾かさないでいると、ぐちゃぐちゃになってもつれてしまいます。毛が長くて絡まりやすいので自宅で綺麗に仕上げるというのはなかなか上手くできません。毛が短いならば自宅で洗ってすぐに乾かすことができるのですが、プードルはブローに時間がかかりますので生後4ヶ月を過ぎてワクチン接種が終わるまでは我慢しておく方が良いでしょう。

それまではお尻、足は洗って、体は拭いたりして何とか我慢してください。プードル以外でもドライヤーで乾かすのに時間がかなりかかるような犬種はトリミングショップに通える日まで我慢しましょう。

 

初めてお風呂に入れる時の注意点

子犬にとって毎日が新しいことの連続です。あまり大きな刺激になるといけないので、何事も徐々に様子を見ながら進めるというのが鉄則です。

お風呂に入れる場合は突然お風呂に入れるのではなく、洗面器やシンクに37~38度ほどのぬる目のお湯を張ったところにそっと足をつけるところから始めましょう。嫌がらなければ足、お尻・・と顔や頭から遠いところからお湯になれさせます。頭や顔にシャワーでお湯をかけるというようなことをすると、お湯がトラウマになってお風呂嫌いの犬になることがあります。

子犬なのでまだ環境になれていないので無理は禁物です。最初はまず慣れることが大切なのでお風呂場に連れて行くだけ、シャワーを見せるだけ、シャワーやドライヤーの音を聞かせるだけという具合に数日をかけて入浴、お湯、シャンプーを怖がることなく、自然に行えるようにすると最初は面倒でもあとはお風呂が大好きになる可能性も高いので楽になります。

子犬をシャンプーする時の洗い方と10のコツ

 

1,しっかり用意をする

子犬にとってまだまだ慣れない入浴やシャンプーは、できるだけ早く終わらせることが大切です。時間をかけていると体に負担がかかります。早く入浴を済ませるために、飼い主さんはしっかりと準備をしてから始めるようにします。

用意はできていないのにシャワーやシャンプーをするといざ使う段階で必要なものがない事に気がついたり、慌てる必要がありません。シャンプーをするなら手に届くところにシャンプー液を用意したり、ブラシやタオル、ドライヤーも必要です。子犬の耳に水が入らないように、綿を丸めて軽く耳の中に入れてあげると水が入りにくくなります。

子犬があまり汚れていない場合は、濡れたタオルで拭くだけでも良いです。

 

2,怖がらせない

シャワーやシャンプーが好きな子犬もいますが、逆に嫌いな子犬もいます。今後を考えると嫌いにならない、怖がらせないために、入浴、シャワー、シャンプーに良い印象を持ってもらうことが大切です。

少しシャワーを見せてみて怖がらないかどうか確認することも大切ですし、シャワーの温度が熱すぎたり、冷たすぎるのもよくないので温度設定もしっかり行います。

嫌がる場合は無理に入浴させないようにします。目や鼻にお湯が入ると怖がるので顔や頭周りにお湯をかける場合は優しくそっと行い、お湯が入らないようにガードしてあげましょう。

 

3,目にシャンプーが入らないようにする

人間でも目にシャンプーが入ると痛いですし、子供なら怖くて泣いてしまいます。同じように子犬も目にシャンプーが入ると嫌なものです。

顔周りでシャンプー液を泡立てるとどうしても目に入ってしまうのでお湯で何とか洗い流すが、シャンプーが目に入らないように濡れたタオルで抑えてあげたり、顔周りはシャンプーを使わないようにします。

 

4,シャンプーは子犬用のものを使う

成犬用のシャンプーではなく、子犬には子犬用のシャンプーを使うようにしましょう。子犬用のシャンプーは刺激が少ないので万が一目に入った場合でも安心ですし、シャンプーによって皮膚が荒れる心配が少なくなります。

一番初めのシャンプーは子犬用のシャンプーを更に薄めて使って、嫌がらないか、皮膚などに負担がないかどうか確認してあげてください。

 

5,シャンプーする前はしっかりお湯で体を濡らす

しっかり体が濡れていないとシャンプーしても全く泡立ちません。お湯で体を充分に濡らしてから子犬用のシャンプーを少し泡立ててから優しく毛を洗うようにします。

優しくなでるように洗うことが大切です。汚れているからとゴシゴシ爪を立てて強く洗うのは皮膚に傷が出来たりするのでやめましょう。毛がほつれやすい、毛玉ができやすい犬は揉み洗いすると余計に酷くなるのでやめましょう。

 

6,シャンプーする前に軽くブラッシングしておく

少量のシャンプーをしっかり泡立てて効率よくシャンプーするためには、体をお湯で濡らす前にブラッシングを行って毛の絡まりをなくしたり、汚れを落としたり、毛の通りをよくすることが大切です。優しくブラッシングするだけで綺麗に仕上がります。

 

7,シャンプーは腰、背中などの胴体から

シャンプーは面積の広い、腰や背中、胴体から始めるようにしましょう。犬もシャンプーされるのか顔からだと嫌がりますが、胴体から始めると違和感なく始めることができます。

 

8,洗い流しは顔からする

シャワーをかける時は顔から遠い足などから始め、シャンプーは胴体から始めてください。そしてシャワーの泡をお湯で洗い流すのは顔から始めます。

顔周りのシャンプーはワンちゃんもあまり好きではないので、早く取って欲しいと思っていますし、目に入るのも嫌です。洗い流すときにシャンプーの泡が目や鼻、耳などに入らないように注意深く行うことが大切です。

シャワーで直接お湯をかけるよりも、お湯で濡らしたガーゼなどで優しくふき取ってあげるのも良い方法です。

顔の周りの皮膚が薄くシャンプーにも負けやすいので、シャンプーはしっかりと洗い流さないと皮膚病になってしまうこともあります。シャンプー液が残らないように指で確認しながら、しっかり落とします。

 

9,しっかりとタオルドライする

シャンプーをしっかり洗い流すのでシャンプー後の体はびしょびしょですが、そのままドライヤー乾燥をするのではなく、タオルでしっかりと水分をふき取ってからドライヤーで乾かすようにします。びしょびしょの体をそのままタオルで拭くとタオルがすぐに濡れてしまうので、毛についた水分はタオルドライする前に手である程度落としておきます。

胴体はやりやすいのですが、耳やしっぽ、足などは手で水を落とそうとすると痛がることありますので、ほどほどにそっと落としてからタオルドライします。

特に指の間などは、しっかり乾かしてあげて下さい。子犬がブルブルと体を震わせてくれれば一番早くできますがなかなかタイミングよくしてくれるとは限りません。

 

10,ドライヤーは近づけすぎると熱い

ドライヤーでしっかり乾かしてあげないと子犬は風邪をひきやすいので、ついつい飼い主さんも念入りにドライヤーをかけようとすることが多いです。

念入りに乾かすのは良いのですが、ドライヤーを近づきすぎると子犬はとても熱くて嫌がります。やけどをする場合もありますので30センチほどは子犬から離して使うようにしてください。ドライヤーを振りながら毛を乾かすと乾きにムラができるのでドライヤーを振らずに適度な距離を保ちつつ乾かすようにします。

顔の周りに温風が来るのは嫌がりますが、顔周りの毛を乾燥させないと毛が変色することがあるので注意しながらしっかり乾かしましょう。

 

まとめ

子犬をいつからシャンプーするのかは色々な意見がありますが、生後3ヶ月ほどたってワクチン接種が終わってしばらくしてから、少しずつ慣れさせながらシャンプーを始めると良いでしょう。

シャンプーする際は子犬用のシャンプー液を使うこと、優しく洗うこと、しっかり乾かすことが大切です。

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