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犬の肝臓がんの原因と症状、余命、食事、治療法について

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獣医師・宿南章

愛犬の健康に気を付けている飼い主さんは多いですが、そんな飼い主さんでもなかなか気が付かない病気が、肝臓がんです。

肝臓がんは、別名「サイレントキラー」とも呼ばれており、初期症状などもほとんどなく、突如として犬の命を奪ってしまう病です。

肝臓がんには悪性と良性があり、悪性の中でも転移しにくい原発性と転移しやすい転移性がんに分かれます。
初期発見が難しいため、気づいたときには余命が1年以内ということも多くあります。

ここでは肝臓がんの症状や、なりやすいタイプ、検査方法や治療法、そして肝臓がんに愛犬がなった場合に飼い主としてできることなどについてお話していきます。

目次

犬の肝臓がんとは?

犬の肝臓にできるがんを肝臓がんと呼んでいます。
肝臓は命を維持していくために必要な臓器であるため、がんに侵されてしまうと生活にも大きな影響が出てしまいます。

そうならないためにも、一般的な犬のがん同様早期発見がカギとなってくるのですが、肝臓がんの厄介な点はがんの初期症状が分かりにくいと言う点です。
症状が分かりにくい病気ですから飼い主さんが気付いてあげることは非常に難しくなります。

症状が出始め、病院を受診した時にはステージも進んでしまっており、余命を言い渡されるケースも少なくないのです。

肝臓は命を維持していくために必要な臓器であるため、がんに侵されてしまうと生活にも大きな影響が出てしまいます。
「症状がない=病気でない」という常識が通用しないのが肝臓がんです。

愛犬の命を守ってあげるためにも肝臓がんについてより知識を付けておきましょう。

2つの肝臓がん

犬の発症する肝臓がんには悪性と良性2つのタイプが存在しますが、その悪性の中でもまた2種類の肝臓がんがあります。
原発性肝臓がん転移性肝臓がんです。
それぞれ色々なことが要因となって発症しますが、この2つは検査だけでなく、治療法も大きく異なります。

このふたつのがんについてより詳しく見てみることにしましょう。

原発性肝臓がん原発性肝臓がんは肝臓内で発生するがんを指します。
肝臓を構成する細胞自体ががん化する肝細胞がんは、原発性肝臓がんの中でも最も多く見られます。

また、肝内胆管がんと言って肝内の胆管という器官に発生したがんが肝臓全体に広がるものもあります。

肝細胞がんに次いで多く発生している原発性肝臓がんは、他にも肝臓内の血管に肉腫ができる血管肉腫があります。
全身に発生するがんですが、肝臓にできた場合、このがんに分類されます。

肝細胞がんは他の臓器に転移することはあまりありません。
転移性肝臓がん転移性肝臓がんは、ガン化したのがそもそも他の器官であり、そのがんが肝臓にまで転移したがんを指します。
リンパ腫などは体全体をめぐっているリンパ器官に存在するがんですので、もちろん肝臓にも転移してきます。
そのためこうした悪性のリンパ腫から肝臓がんを患うケースがあります。

また、他の器官である大腸や胃、肺、胸、すい臓などからがんが転移してくるケースもあります。
全身を駆け巡っている血液を通じて肝臓に転移するがんですが、これらを総称して転移性肝臓がんと呼んでいます。

肝臓は体の中でも血液のすべてが流れてくる場所でもありますので、転移によってがん化が早い段階で進行してしまいます。

この転移性肝臓がんは他の器官に転移するケースは少なくなっていますが、転移の原因となった肝臓以外の場所にがんが存在するため、そのがんの進行を止めない限り他の場所に転移する可能性は大きくなっています。

肝臓がんになりやすいタイプの犬は?

犬にとって深刻な肝臓がんですが、肝臓そのものが、がん化した原発性肝臓がんは老犬に多く見られる病気です。
肝臓の機能が衰え始める年代に多くの発症例があります。また、メス犬よりもオス犬の方が発症もが多く見られます。

犬種によって発症しやすい、しにくいと言うことはなく、やはりサイレントキラーと呼ばれるだけあって、どの犬種でも発病する危険性のあるがんです。

初期症状を確認することも難しいため、明らかな病変が現れて動物病院を受診したときにはもう手遅れと言うケースも大変多くなっています。

肝臓がんから愛犬の命を守るためには早期発見することが一番の対策になってきますが、どんな時に症状を疑えばいいのか分かりにくいこともあり、飼い主の判断に委ねられます。

飼い主が普段と異なる症状に異変を感じ、病院を受診したことで早期発見に至るケースも実際に少なくありません。

肝臓がんの症状を敏感に感じ取り、愛犬を恐ろしいがんから守ってあげるためにも、肝臓がんについてしっかり知識を身に着けておくことが大切と言えます。

犬の肝臓がんのチェックすべき症状

犬の肝臓がんは進行も早く、3分の2ほどをがんに侵されてしまうと手遅れになってしまいます。

できるだけ早い段階で飼い主が、その症状に気づいてあげることが重要です。

愛犬がもし10歳を過ぎているようであれば、肝臓がんになる可能性も高くなりますので、次のような症状に注意を払ってあげると良いでしょう。

  • 食欲がなくなる
  • 元気がない
  • 体重が減少した
  • 水をよく飲む
  • おしっこの回数が増えた
  • 下痢
  • 嘔吐
  • お腹が膨らむ
  • 黄疸
  • 吐血、下血
  • 血便
  • 貧血

それでは、上記の症状について、それぞれ詳しく説明していきます。

食欲がなくなる

がん細胞に侵されることで食欲をなくす犬は多いです。
ですが、食欲がなくなると言う症状は、他の色々な病気でも見られる症状であるため、発見したとしても肝臓がんと気が付きにくい症状でもあります。
他の症状と合わせて、確認できるようであれば肝臓がんを疑ってみると良いでしょう。

元気がない

細胞ががん化することで元気がなくなることがあります。
これも食欲同様、多くの病気に見られる症状ですので、他の症状などを関連付けて肝臓ガンを疑ってみることが大切と言えるでしょう。

しかし、元気がないと言うことは何か重大な病気が潜んでいる可能性もありますので、症状が続く場合には念のため動物病院を受診してみると良いでしょう。

体重が減少した

がんに多く見られる症状に、この体重の減少があります。

食欲が減退することも原因の一つと考えられますが、がんが作り出すサイトカインという物質が代謝異常を引き起こし、エネルギー消費を増幅させてしまうことも体重が減少の要因です。

体重減少はがんが進行すればするほど多く見ることのできる症状となっていますので、常日頃から愛犬の体重を計測するなど、対策をとってみると良いでしょう。

水をよく飲む

肝臓がんを患うとその働きに密接な関係のある臓器の機能に大きな影響を与えます。
その一つが腎臓です。

腎臓が合併症を起こしてしまうため、この水をたくさん飲む症状が現れることがあります。
普段と比べ異常なほど水を飲むようになりますので、飼い主の方も分かりやすい肝臓がんの症状と言えるでしょう。

おしっこの回数が増えた

おしっこの回数が増えることは老犬の場合少なくありません。
ですが、尿の回数が異常に多い場合、肝臓がんの可能性が疑われます。

老犬に多く発症の見られるがんであるため、飼い主も判断することは簡単ではありませんが、肝臓がんを早期発見するためには重要な症状の一つでもありますので、覚えておきましょう。

「肝臓がんになると腎臓病などを患いやすくなる」と水をよく飲む症状のところでも触れましたが、水をたくさん飲むようになるとこれに付随しておしっこの量が増えます。

肝臓がんではなく腎臓病と言うこともありますので、症状を発見したときには動物病院を受診させてあげましょう。

下痢

肝臓がんになると肝機能が低下してしまうため、胆汁が不足し胆汁に含まれる胆汁酸塩の量も減少してしまいます。
そのため、たんぱく質の吸収や分解が上手くできなくなり、下痢の症状となって現れます。

下痢が何日も続くようであれば、肝臓がんの可能性が高くなります。
もちろん他の病気と言う場合もありますので、病院で診てもら

嘔吐

吐き気は風邪などを引いた時にもよく見受けられる症状ですが、肝臓がんでも挙げられる症状の一つです。
肝臓がんに伴い腎臓機能が低下してしまうことも嘔吐の原因として考えられています。

お腹が膨らむ

お腹が膨らむ原因の大半は腹水です。
腹水はお腹周辺の臓器と臓器との隙間にある腹腔という所に溜まる水ですが、肝臓がんの腹水は血液中のアルブミンというたんぱく質が減少してしまうことで起こります。

肝臓で作られるはずのアルブミンは血液中の水分量を調節する働きがあり、その吸収が上手く機能しなくなるためお腹が大きく膨らむことがあります。

黄疸

肝臓機能が弱まることで、胆汁と言う消化液がスムーズに流れなくなり肝臓にとどまって、血中にビリルビンと言う色素が増えてしまい、全身に流れ出します。これが黄疸の原因となっています。

人間の場合、黄疸の症状は目や皮膚や尿などに現れますが、犬の場合発見しやすいのは、目の白目部分になります。
ここが黄色く濁るようであれば肝臓がんを疑ってみると良いでしょう。

吐血、下血

肝臓がんになると血管が圧迫され始めます。
肝臓に流れるはずの血液が流れなくなってしまい、胃や食道などに送られてしまうため、そこに静脈瘤ができてしまい、静脈瘤が破裂を起こすことで吐血や下血が見られることがあります。

血便

肝細胞がいったんがん化を始めると、血液中の血小板が急激に減少してしまいます。
そのため些細なことで傷ができてしまうと、血が止まりにくくなってしまうのです。


血便もそのようなことが原因となって症状として確認できることがあります。
また、大腸がんと言う場合もありますので、便に血が混じることがあれば、病院を受診させてあげることが大切と言えるでしょう。

貧血

貧血は、人間に見られる症状だと思っている飼い主さんも多いと思いますが、犬にも貧血の症状が現れます。
歯茎やまぶたの裏が、白っぽい、青白いと言う場合は貧血を起こしているサインです。

肝機能が低下してしまうことによって、赤血球が破壊されてしまうため、こうした貧血の症状が見られます。
歯茎やまぶたの色を観察し、普段よりも赤みが薄いと言う場合には肝臓がんの可能性もあると疑ってみると良いでしょう。

犬の肝臓がん検査

犬が本当に肝臓がんを患っているかどうか検査するところから治療が始まります。
問診を受けた上で次のような検査を行っていきます。

  • 血液検査
  • エコー検査
  • レントゲン検査
  • 針生検
  • CT検査

それでは、具体的に各検査について説明していきます。

血液検査

犬の場合人間と違って、多くの症状を訴えることができません。
そのため血液検査を行って、本当に肝臓がんか確認していくことになります。
肝臓に多く含まれている酵素の値を見ていくGPTと胆汁の流れを確認するALPの値などがこの検査で分かります。
ただし肝臓機能が悪いと言うことは確認できますが、肝臓がんかどうかはこの検査では不十分です

エコー検査

肝臓に実際に腫瘍があるか確認できる検査になります。
肝臓は細胞が密集した臓器であるため、エコー検査を行いやすく、腫瘍の大きさや部位を確認することができます。

レントゲン検査

一般的に行われる検査の一つで、エコー検査のように詳しい画像解析はできませんが、レントゲン検査では広い範囲を撮影できるため多く用いられている検査です。
他のがんがこの検査で見つかることもあります。

針生検

見つかった腫瘍が悪性腫瘍であるか判断するために行う検査です。
肝臓に針を刺し、その組織を採取して、検査機関に送ると言った手順で検査を行っていきます。
がんがどのようなタイプのがんであるか判断できますので、それによって医師が判断し、治療方針を決めていきます。

CT検査

一度に多くのレントゲンを撮ることができる検査です。
多くの情報が得られる検査と言うこともあり、人間には多く用いられる検査ですが、犬の場合この検査のために麻酔を打ち眠らせる必要がありますので、あまりポピュラーな検査とは言えません。

また、動物病院でCTを保有しているところも少なく検査費用も高額になってきますので、肝臓がんの場合、必要性はあまりないと言えるでしょう。

肝臓がんの場合の食事

癌にはいろいろな種類があり難しいところがありますが、一般的に、炭水化物(糖質)は少なくしたほうが良い(25%以下)と思います。

糖質を少なくしたからと言って、延命効果があるかは証明されていませんが、現段階では、ガンが糖質の代謝を狂わすことは明らかなので、そういったフードを選ばれるのが良いでしょう。

犬の肝臓がんの治療法

検査を行って肝臓がんと診断されたら、その肝臓がんの治療が行われていきます。
その治療法は以下のようなものです。

  • 除去手術
  • 放射線治療、免疫療法
  • 肝臓がんの対処療法

各治療法についても詳しく見ていきましょう。

除去手術

肝臓がんの根本的治療法は、やはり除去手術です。
肝臓のがん化した部分を切除することで、犬の回復が望めます。
ただし切り取る腫瘍の大きさや程度は、その子のがんの状態によって変わります。

腫瘍が肝小葉(肝臓を作っている肝細胞の集まり)の1つ、2つと言う場合には完全切除して回復が望めますが、複数の肝小葉ががん化している場合、一部を切除してがんの進行を遅らせると言う選択が取られることもあります。

また、転移性肝臓がんのような悪化が進んだがんの場合、この方法をあえて選択しないこともあります。

放射線治療、免疫療法

手術で完全切除が難しい場合や転移性で他のがんも見つかった場合、がんの発生源を考慮に入れながら放射線治療や免疫療法などが選択されます。

抗がん剤治療などは肝臓にダメージが大きい場合用いられないことが多くなっていますが、この治療を行っても完全に肝臓がんの回復は望めません。

肝臓がんの対処療法

対処療法とは、がんの症状を少しでも軽いものにするために、行っていく治療法です。
腹水の抜水や鎮痛のための薬物投与が主となりますが、残された余命の負担をできるだけ多く取り除いていきます。

犬の肝臓がんの余命

犬の肝臓がんは初期症状で発見の難しい病気です。
そのため癌が大きくなってしまっている場合、患部を摘出しても治療が困難なことも多く、余命宣告されることがあります。

また、複数の臓器にがんが見つかった場合も、手術をできる体力がないと言われてしまうことも少なくありません。

がんと診断された時点のそのがんの進行状態にもよりますが、多くても余命は1年以内と言うことがほとんどです。
悲しい宣告ではありますが、残りの愛犬との生活をどう過ごしていくか飼い主にとっても大きな選択が必要となります。

犬の立場になって、安楽死と言う選択をとる飼い主も少なくありません。
家族で良く話し合いの場を設けた上で、対処療法など愛犬にとって最も良い決断をしてあげましょう。

こんな治療法を続けた飼い主さんたちも

がんの治療は副作用が全くでない子もいれば、治療を続けても良い結果が得られないで命を落とす子もいます。
そんな理由もあり、医師は飼い主に治療法を決めるよう伝えるのですが、飼い主にとってこの選択は難しいですよね。

「体力的に治療が難しいのでは?」「この子にあえて苦しい選択をさせる必要があるのか?」など、悩むこともあるでしょう。

同じ境遇の犬を持つ飼い主の中には、科学的な根拠は全くないのですが、肝臓がんを宣告されてから「我が子に最良の人生を・・・」と色々な方法を試みている方もいて、その後愛犬が命なくなるまで元気に過ごせたと言う例もあるようです。

ここではそんな一例を参考のために紹介していきます。

漢方手術だけ行い、その後アガリスクやフコイダン、サメ軟骨、秋ウコン、花びらたけなどを用いた肝臓のために良いとされる漢方パックを与えていたそうです。
ワンちゃんも最期までボール遊びをしたりして、元気な生活を送ることができたそうです。
活性水素水、日田の天領水で驚異的な元気を取り戻した例もあるようです。
一時的に危ない時期もあったそうですが、がんと診断されてから2年も命をつなぎ、その後静かに息を引き取ったそうです。
食パンがんが手の付けられない位置にあったことから、手術もできずに食欲も落ち込む一方だったワンちゃんが、食パンを食べ始めて急に元気を取り戻した例もあるようです。
その子の活力となる食事に変えてあげることで、元気を取り戻すこともあるようです。
新しい犬を迎える大変な時期だったそうですが、飼い主の事情から新しい子犬を迎えたことで、愛犬が元気を取り戻した例もあるようです。
子犬が来たことが喜びにつながったと考えられますが、これはすべての子に当てはまる例ではないかもしれませんね。

反対にストレスを引き起こし、余計に元気がなくなることもありますので、一概に効果が期待できると言うものではありませんが、こんなことが愛犬の元気につながる例もあるようです。

飼い主が良かれと思って試した色々な方法の一つが、結果的にワンちゃんのためになったとも言えるかもしれませんね。

まとめ

獣医師・宿南章

犬の肝臓がんはサイレントキラーと呼ばれるほど、末期になるまで症状のでない病気です。
そのため飼い主が気付いた時には手遅れと言うことも少なくありません。

また、例え手術ですべてを取り除いたとしても再発が見つかることも多く、飼い主にとってはとても辛い病と言えるでしょう。

肝臓がんに限らず、がんの原因は色々なものが考えられますが、やはり子犬のうちから健康に配慮することが最大の予防策と言えるでしょう。

食事面に気を付け、栄養価の高い、バランスのとれた食事を心掛けることも大切です。

犬が本来持っている免疫力を高めることができれば、肝臓がんになるリスクは軽減されます。

愛犬を肝臓がんから守ってあげるためにも、少しでもリスクを減してあげられるよう努めましょう。

犬の肝臓がん

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獣医師が犬の進化の歴史を研究。
進化栄養学など、様々な角度から
ドッグフード&療法食を作りました。

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記事を書いた人

宿南 章(しゅくなみ あきら)
獣医師
【文責】 獣医師・宿南 章(しゅくなみ あきら)
【資格】 獣医師免許(1993年取得)
【所属団体】
The Royal Society for the Protection of Birds 会員
日本盲導犬協会 会員
野生動物救護獣医師協会 正会員

【プロフィール】
1969年生まれ 兵庫県養父(やぶ)市出身。
日本大学農獣医学部(現日本大学生物資源科学部)獣医学科卒業。 獣医師。
横浜で犬猫の動物病院に勤務。その後、米国のCAM( Complementary and Alternative Medicine )を日本に導入している 研究所に移籍。北海道の農協の依頼を受け、牛のサルモネラダブリン症の治療を行い、当時抗生物質も効かない病気を治癒させるなど、数多くの治療実績を持つ。
その後、予防医学に特化した自然療法動物病院を設立し現在に至る。


【研修・研究内容】
1983年…アメリカ ウィスコンシン州、400エーカーの酪農家で住み込み実習
1985年…北海道 中標津 200頭飼育の酪農家で住み込み実習
1988年…獣医薬理学研究室にて薬草の薬理作用の研究(3年間)
1993年…アメリカ カリフォルニア州 医療研修(1回目)
1994年…アメリカ カリフォルニア州 医療研修(2回目)
2006年…オーストラリア メルボルン イアンゴウラー財団でガン医療研修

【論文】
Efficacy determination test for the Vibrational therapy in case of the skin ulcer induced on mice A.SHUKUNAMI Eastern Medicine 2004

【著書】
「薬いらずで愛犬の病気は治る」WAVE出版 は、17部門で1位を獲得するベストセラーとなり高い評価を得ている。
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